【第5回】山口市周辺のゆかりの地特集
見て歩いて幕末マニアになろう！
金麗社
山口県内にはあちこちに幕末維新関連のスポットがあります。まず、秋吉台がある美祢市は奇兵隊や諸隊が本陣を置き、藩の政府軍と戦いを繰り広げた地（「大田・絵堂の戦い」）。「金麗社(きんれいしゃ)」では高杉晋作や伊藤俊介(博文)、山県狂介(有朋)たちが作戦会議をし、戦勝を祈りました。
伊藤公記念公園
伊藤は維新後、初代内閣総理大臣になりますが、生まれは光市。のどかな田園地帯にある伊藤公記念公園内の資料館や生家（復元）で伊藤の生涯や幕末から明治にかけての歴史を学ぶことができます。伊藤の肖像画が描かれていた旧千円札の第1号券！というお宝もみられますよ。
村田清風旧宅
大河ドラマの主人公・文の姉・寿と楫取素彦夫妻が、毛利敬親公が亡くなったあと隠居所としたのが長門市。長門市には楫取旧宅跡や、吉田松陰直筆の書や寿の手紙が収められている「極楽寺」、藩政改革の指導者だった村田清風の旧宅「三隅山荘」、遺品や資料を展示している「村田清風記念館」もあります。
香月泰男美術館
「シベリア・シリーズ」で名高い香月泰男美術館もオススメです。身近なものを題材にした素描や版画、手作りのおもちゃといった作品もあり、心温まる空間です。
