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【第3回】龍福寺(山口市)

毛利の殿様が建てた大内の殿様の菩提寺

龍福寺

龍福寺

京の都に憧れた大内氏が都を模してつくったまち、山口。大殿大路(おおどのおおじ)、竪小路(たてこうじ)といった地名にも大内氏の思いが感じられます。龍福寺(りゅうふくじ)が建っている場所はかつて大内氏の広壮な館があったところで、国指定史跡「大内氏遺跡館跡」として枯山水庭園や西門、池泉庭園が復元整備されています。
 現在の本堂は大内氏の氏寺だった興隆寺(こうりゅうじ)の釈迦堂を移築したもので、室町時代の代表的な寺院建築として国の重要文化財に指定されています。石畳の参道は両脇が桜並木。大内菱が染め抜かれた幕のかかった山門をくぐると正面が本堂。お庭では四季折々の花々を楽しむことができます。
 界隈は古い町屋をいかした趣のある雰囲気。手作りの和雑貨やアクセサリー、スイーツなど、思いがけない楽しい出会いがありそうな、そんな一角です。 

◆龍福寺
【場所】〒753-0093 山口県山口市大殿大路119
【お問い合わせ】TEL:083-922-1009

 



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