【第4回】明治維新発祥の地（下関市）

活躍した人、支えた人、維新の思い出があちこちに

功山寺　高杉晋作像

本州最西端、海峡のまち下関。関門海峡の向こうはもう九州です。源氏と平家の争い、最後の合戦の舞台となった下関は、維新の志士たちが拠点としたところでもあります。奇兵隊を創設した高杉晋作は長府の功山寺で挙兵し、この功山寺挙兵が維新の大きな転換点になったと言われています。
晋作が亡くなったのも、お墓があるのも下関なんです。下関市立長府博物館には維新関連の資料がたくさん収蔵されています。

東行庵の菖蒲

ちょっと足を延ばして、奇兵隊が陣を張った吉田地区には晋作の菩提を弔うために建てられた東行庵(とうぎょうあん)があります。お墓参りをし、記念館で維新の時代をしのびましょう。もちろん、ペンギンやイルカに会える水族館「海響館」やお買物と食事が楽しめるカモンワーフ、海の幸ならおまかせの唐戸市場、安徳天皇を祀る赤間神宮もはずせません！　

角島大橋

響灘沿いの国道191号線は素敵なドライブコース。透明度の高い海の色が美しい「海と空と角島大橋」は絶景。必見ですよ